自然エネルギー
震災以降特に”電気を創る”『創エネ』という言葉を耳にしませんか?
『太陽光発電』もその一つです。
その他にも、『燃料電池(エネファーム)』や『家庭用ガスコージェネレーションシステム(エコウィル)』、『風力発電』『小水力発電』などがあります。今回は、それらの「創電」に関する仕組みを簡単にご紹介したいと思います。
***「太陽光発電」***
太陽光発電は、太陽の光が持っているエネルギーを直接電池に変換する仕組みです。
真夏にアスファルトの地面や車のボンネットが熱くなるのは、太陽の光エネルギーは放っておけば、熱となって周囲に拡散するためです。熱エネルギーのまま無駄にしてしまわず、電気エネルギーとして利用しているのが、太陽電池です。住宅用太陽光発電の累積導入量は、太陽光発電システム全体の約7割を占めています。
***「家庭用ガスコージェネレーションシステム」(エコウィル)***
家庭用ガスコージェネレーションシステムは、一般家庭をターゲットにした自家発電です。コージェネレーションとは、熱電併給のことで、熱と電気の2つのエネルギーを併せて供給するものです。
エコウィルは、ガスを燃料にしたエンジンを動かして発電するというものです。
***「燃料電池」(エネファーム)***
エネファームは科学反応により電気を生み出します。ガスの中に含まれている水素と空気中の酸素を結合させ、電気を作り出します。水素と酸素の反応によって発電し、それによって生じる廃棄物は、水だけですので、クリーンな発電方法です。
***「風力発電」***
風をうけて風車が回ります。風車の運動エネルギーが発電機に伝わって電気が作られます。風のエネルギーの40%が電気エネルギーに変換でき、風の強さが2倍になると風力エネルギーは8倍になります。
***「小水力発電」***
川などの水の流れの中に発電機を設置するものです。
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エネファームと太陽光発電の2つ発電設備を利用することで、さまざまなメリットを生み出します。エネファームで発電した電気は、売電することはできませんが、太陽光発電で発電し、余った電気は売電することができます。したがって、エネファームで発電した分だけ、太陽光発電で発電した電気は余るので、それらが売電できるのです。
(参考:アストモスエネルギーHP「LPガスをよろしく「マイホーム発電 エネファーム」」/一般社団法人 太陽光発電協会 / 著書「ソーラーシャーナル」)